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2014年7月20日

フランシスコ・ザビエルとツーショットが撮れる!

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 8月17日まで神戸市立博物館

 美術コレクター池長孟(はじめ)(1891~1955年)が集め、神戸市へ寄贈した品々を展示した企画展「池長孟が愛した南蛮美術」が、神戸市立博物館(同市中央区京町)で開かれている。同館所蔵だが、展示期間が限られている「聖フランシスコ・ザヴィエル像」(重要文化財)などの写真撮影が可能。夏休み、地元の名品を見つめ直す機会にできる。

絵の中のザビエルと記念撮影も可能

 作品が傷むのを防ぐため、普段は収蔵庫に保管してある品々をお披露目する機会で、21点が並んでいる。

 資産家の池長は私財を投じて美術品や工芸品、書籍などを収集。特に近世に海外文化の影響を受けた品々を愛し、約7千点のコレクションを誇った。

 「ザヴィエル像」は日本にキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエル(1506~52年)を描いた。1920年の調査で、現在の大阪府茨木市の旧家で発見され、池長が別荘を売却して買い求めた。

 ほかに豊臣秀吉に仕えた絵師の狩野内膳が、日本を訪れた外国の人々や船を緻密に描いた「南蛮屏風(びょうぶ)」(重要文化財)や、同時期に欧州やトルコの皇帝たちが描かれた勇壮な「泰西王侯騎馬図(たいせいおうこうきばず)屏風」(同)などが目を引く。教科書などで親しまれている貴重な作品を撮影する機会を生かし、カメラを向ける人も。

 同館は、江戸時代などに欧州から輸入されたガラス器を集めた「ギヤマン展―あこがれの輸入ガラスと日本」を同時開催。石沢俊学芸員は「南蛮美術もギヤマンも西洋文化に魅せられた日本人の心の反映。夏休みの自由研究の課題にしてもらえれば」と話している。

 南蛮美術展は8月17日まで。7月21日を除く月曜と同22日は休館。ギヤマン展の入館料(一般千円など)が必要で、企画展のみの見学は不可。
神戸市立博物館 TEL078・391・0035

神戸市立博物館「南蛮美術企画展 池長孟が愛した南蛮美術」

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